麻糸績み技能者「よりひめ」を中心として
績んだ糸を帯にした、初プロジェクト

手績みの糸の、その先にあるもの
皆の力を総結集して、作品を作りあげました

プロジェクトのテーマは

2015年3月、麻糸績み活動の先を示す試みとして【帯プロジェクト】を立ち上げました。
私たちは、この大麻の糸は何処から来たのか(ルーツ)と、何処へ向かうのか(糸は何を具現化するのか)をテーマに、「麻糸産み後継者養成講座(基礎)」受講生の皆様より参加希望者を募り、当会から提供の大麻繊維を績んで糸にしていただきました。

参加者総勢121名〜自然布展へ

参加者総勢121名の、女性たちの手から生み出された、国産手績み大麻糸は、一本の半幅帯に織られました。
そして、銀座もとじ開催の【自然布展(2015年6月20日~26日)】に於いて展示されました。

強く均一で美しいよりひめの糸を縦糸に、自由で躍動的な受講生の糸を横糸に織り成した帯には、計算のない自然な風合いの織り模様が浮かび上がりました。
昭和40年代初頭に、国産手績み大麻糸の流通が途絶えてから、このような試みは初めてでした。
自然布展にて各自然布のお師匠様方より、あたたかい御言葉を頂く事が出来ました。

私たちの、これから

帯プロジェクトの示したものは、「糸だけ績んで何になるのか」という迷いに、ひとつの例をお見せ出来た事と思います。
今後も、国産手績み大麻糸で表現して行く、私たち女性の心ある手仕事として、また、それを身に付けられる方が増えるよう、コンスタントな生産・販売も目指して行きます。

績み手は、普通の主婦やOL、シングルマザー、介護、育児などで日々暮らしながらの普通の女性たちです。
皆が同じく、この大麻の手績みに惹かれ楽しみながら、本来の人と人との繋がりを見直し、未来へ繋いで行こうという方向性を持っています。

現代に於いては、手仕事で糸を績む時間やコストに課題があります。
この活動に御理解、御賛同頂けましたら、ぜひ、あたたかい御支援のほどお待ちしております。

「百人帯プロジェクト」製作の一部は、
ドキュメンタリー映画『麻てらす〜よりひめ岩戸開き物語〜』にてご覧いただけます。
『麻てらす』公式HPはこちら