福島式糸車の使い方で、撚りをかけました
少しずつですが、プロジェクトの糸に撚りをかけ始めました。
今回は、大麻博物館 高安館長をお招きして「福島式糸車の使い方体験」を実施しました。
福島での使い方の特徴は両手両足を使うこと。
手足だけではなく、体幹のバランスも大切です。
慣れない身体の使い方に四苦八苦しますが、だんだんとコツが掴めてきます。
忘れないうちに次の機会も設けたいですね。
糸車は一人ずつなので、順番待ちの間に紡錘車でも撚りかけを行いました。
普段は紡錘車というコマを使っています。
コンパクトなので持ち運びが簡単であり、少量から撚りをかけることが可能です。
紡錘車の扱いは慣れているので、おしゃべりしながらでもどんどん紡いでいけます。
女性が集まると話題がつきませんね~。
館長からの為になるお話はもちろん、お互いの近況報告や世間話にも花が咲きました。
糸車と紡錘車、両方の特徴を知り、両方の良さを大切にしたいですね。
参加者の感想
昔ながらの糸車を体験してみて、手と足を上手に使わないといけないので、慣れないととても難しいと感じました。
昔の人の知恵が沢山詰まっていて難しいけど楽しい体験でした。
練習して一人で出来るようになりたいと思いました。(よりひめ25番・伊藤久美子)
いつかは布を織りたいなあ…。という気持ちがあり、参加しました。
糸車を目の前にして、動きをまじまじとみると、想像していた動きとは異なり、また、木と紐の単純な組み合わせで組まれていることがよくわかります。
道具が単純だからこそ、使う人間が道具の一部となり動かす必要があります。
普段使うことのない、両手足をバラバラに動かすというのはとても難しかったです。四苦八苦の体験でしたが、うまく、糸車と自分の動きが噛みあうと、紡錘車の比ではないくらい、ガンガン糸を撚ることができます。
あくまで体験だけで、使えるようになったわけではないですが、貴重な体験をさせていただきました。また、紡錘車の撚りの良さも改めて実感できた気もします。
この機会をいただきありがとうございました!(よりひめ23番・にのみやりえこ)
綿を糸車で紡いだことはあるので、当然大麻も手で紡ぐものだと思い込んでいたので、足を使うことにびっくりしました。
大麻は績むときには手を、紡ぐときには足を使って、四肢の健康にもいいなー、昔糸作りしていた日本人はこれで健康だったのだなー、と思いました。
(よりひめ14番・高橋未奈子)
ゆっくりとですが、プロジェクトは進行中です。
次回のご報告を、どうぞお楽しみに。