いよいよ「織り」へ ④経巻き
5月、野山の緑も鮮やかさを増し、初夏の訪れを告げるころ、
「経巻き」の工程を行いました。
仮筬通しを行なった筬を、セットします。
経糸を、織り機の男巻側に、巻いていくため、
まずは糸の端を結びつけていきます。
結びつけが全て終わったら、
糸のたるみを取る→糸を引っ張る→巻くの繰り返しです。
経糸の太さに多少ばらつきがあるため、
丁寧にたるみを取って、揃えてから巻いていくため、
予想以上に時間がかかりました。
ピヨーンとでた毛羽は、織りの時にトラブルの元になるためカットします。
初心者のため、とても時間がかかり、時間内に終わりませんでした。
手績み糸で、長さもあるので、扱いが繊細であることもわかりました。
別日に、先生とスタッフで続きを行います。
次回は、「試験布の確認」です。