技術研鑽レポート

麻打ち

【第一回・技術研鑽】

日時:2017年11月26日(日)

 

場所:御嶽山神社内 御嶽会館(東京都)

 

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技術研鑽の内容

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今回は、糸作りの工程の中の、「麻打ち(あさぶち)」を行いました。

簡単な説明ではありますが、布になるまでは、以下のような流れになります。(精麻から)

 

精麻→麻打ち→手がらみ→麻裂き→糸績み(いとうみ)→撚りをかける→織りの工程→大麻布→晒し

 

*地方によって工程の名称や、やり方は違います。

それぞれの地域で育まれた独自の文化があるからです。

当会では現在、栃木県産の精麻を使用し、会津地方の技術を研鑽しています。

 

精麻の質と麻打ちは、その先の工程に大きく影響します。

一度習得して覚えられるようなものでもなく、研鑽を重ねる必要がある重要な工程のひとつです。

 

また、この技術研鑽は、新プロジェクト「日本古来の大麻文化継承プログラム・創出」と連動しています。

 

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~おばあちゃんの種から布まで~
糸績みを中心とした
「日本古来の大麻文化継承プログラム」とは

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様々な歴史の流れや環境から、大麻の糸作り、布作りの継承が厳しい状況にあります。

糸績みは、もともとパーソナルなものですし、

それぞれの工夫によってオリジナルなものになってゆくのは、自然な流れです。

 

ただし現在、国内で大麻繊維を生産している農家さんは激減しており、昔とは環境も大きく変化しています。

10年、20年と経った時、私たちの糸績みの源流はどこなのか、

コアな部分を継承することが当会の役割であると考え、

確実に継承していけるよう、プロジェクトを始動しました。

 

技術継承に関する全ての基盤となるプログラムの完成を目指します。

 

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今後の予定

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継承には、知識(資料など)、技術(人の手から手へと)、環境などを整えていく必要がありますが、

現時点では以下の内容を進めています。

 

・会津地方のおばあちゃんの種から布まで、一連の技術を資料としてまとめています。

(大麻博物館高安館長よりご提供いただいております)

 こちらは、まとまり次第、書籍などの形にします。

 

・会津地方の技術研鑽

 

 

時間はかかりますが、コツコツ進めていきます。

次回の技術研鑽は、来年(前半)を予定しています。

 

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2017-11-28 11:22:02
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